柘榴(ざくろ)をいただく。

 きのうは、お茶のお稽古で夜遅く帰宅。

 組み合わせ点と、七事式のお稽古のひとつ、「花月」を二度させていただく。「花月」は百ぺんやってもおぼろ月と言われるくらいのお稽古ですが、それでも、毎回、二度ずつさせていただくと、さすがに少しずつ前に進んでいることがわかります。

 着物は、先週、社中の人とお約束した銘仙に更紗の帯を締めて出かけました。ちょっと、帯が派手なので、この秋はじめて道行きコートを着用。これは、母の形見です。帯締めもいただきもの。いただきもので、すっかり身を固めたわたしですが、先生に「お似合いよ」と言われて、うれしゅうございました。

 それから、社中の方からみんなに「柘榴」をいただく。お庭になっているのだそうです。「味はいまサンだけれど、きれいだからお持ちしました」ということでした。まだ、いただいていないですが、たのしみ。実は、はじめていただくのです。

 お菓子も、仙台の「白松が最中」と、島根の「鯉の里」という美味しい美味しいお菓子。

 先生は美味しいお菓子を、お茶の会でお出かけになるたびにお土産に買ってきてくださいますが、そのあと、その味が忘れられずに「お取り寄せ」されることも多いそうです。先日は、枯露柿(ころがき)をお取り寄せしてくださっていました。

 その席で思わず、「先生は、熊本の加勢以多(かせいた)をご存じですか?」と尋ねてしまったわたし。このお菓子がまた、極上なのです。先生は、そのお菓子は知らないとおっしゃったので、久しぶりにわたしもお取り寄せして先生に召し上がっていただきたいとおもったものでした。

 それから、わたしの大好きなお菓子に土佐の「梅不し」(うめぼし)というのがあります。帰るたびに必ず買い求めるお菓子。「梅不し」といっても、梅干しのイメージとは全く別もの。上品なお味で、極上品といってもいいと思います。

 

 お菓子のことを書き始めるときりがないので、きょうは、これくらいで。

「梅不し」ホームページから
「梅不し」ホームページから